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産婦人科医・宋美玄先生 妊活インタビューPart2

宋美玄(そんみひょん)先生:産婦人科医。性科学者。ロンドンで胎児超音波の研さんを積み、現在は首都圏のクリニックで産婦人科診療やカウンセリングを行う。女性の体や性生活、妊娠・出産等についての啓蒙活動に取り組み、TVや雑誌、セミナーなどで活躍中。一女一男のママ。

これだけは押さえておきたい!妊活のマスト条件

1:体を整える
妊娠を考えるなら「風疹」の抗体チェック、もしくはワクチン接種は必須です。できれば夫婦でしてください。また、私自身は「葉酸」を摂取していました。ただしこれは二分脊椎(にぶんせきつい)などの赤ちゃんの先天的な病気の発生リスクを減らすため(妊娠しやすくなるわけではない)。温め、漢方、エクササイズといった活動は妊娠に効果があるとは限らないので、ほどほどに。こだわって時間をかけすぎるより、不妊外来の早めの受診をおすすめします。

2:禁 煙
生活習慣では、医師として「禁煙」を強調したいです。タバコのニコチン成分は血管を収縮させる作用があり、妊娠のしやすさと関係があるといわれます。また妊娠中、お母さんが喫煙していると赤ちゃんの成長に悪影響をもたらします。母体のトラブル、出産時のリスクが上昇する可能性もあります。健康な妊娠・出産をめざすには、妊娠が判明する前、妊娠を考えたときから禁煙しましょう。

3:標準体重をめざす
やせすぎ、太りすぎは排卵障害を招くことがあります。とくにやせすぎの人はそれだけで妊娠しにくい傾向があるので、「標準体重」をめざしてください。私は今回の妊娠中、体重が増えずに心配でした。血糖値高めの妊娠糖尿病で初期に食事量を抑えたので。インシュリン摂取で食べられるようになってからもなかなか太れませんでした。母体もある程度の体重増がないと、産後の体力面が不安です。

4:基礎体温を記録する
「基礎体温」をつけましょう。月経周期や排卵日に敏感になれます。記録をサポートするアプリ(ドコモ・ヘルスケア「カラダのキモチ」など)を使うのもよいと思います。妊活で病院へ行くと必ず最初は、「まずは2~3カ月基礎体温をつけてみて」となるものです。その後に実際の治療となると、時間がもったいないです。時間ロスを減らすためにも、妊活を考えたら「早めに」基礎体温をつけて!

5:夫とのすり合わせ
女性側は一生懸命に妊活をしているのに、男性側は精液検査にも協力してくれないケースがあります。女性側は年齢的に子どもが欲しいのに、男性側が子どもを欲しがっていないというケースもよくあります。子どもが欲しいかどうか、いつ欲しいか(すぐにか○年後か)といった基本事項は、あらかじめ夫とすり合わせておかないといけません。夫婦で「コミュニケーション」、やっぱり大事ですよ。

『妊活たまごクラブ2016』より抜粋 2016/04/06更新

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