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基礎体温表で排卵日を予測するのは困難?把握のポイントとは

排卵日を予測する方法というと、真っ先に思い浮かぶのは基礎体温を測ることですが、もともと周期が不安定な人では排卵日を把握するのは難しいという現実があります。また、基礎体温表で体温が上がったときにはすでに排卵が起きた後という場合も多く、基礎体温表から予め排卵日を知ることは難しいのです。今回は、排卵日(排卵時期)頃に起こるカラダの変化と、もっと確実に知る方法をご紹介します!

排卵日を把握するためのカラダの変化と、もっと確実に知る方法は?

カラダの変化その1:粘り気のある透明なおりものが多くなる

 おりものとは、主に子宮頸管粘液と腟分泌液の2つからなり、このうち「子宮頸管粘液(しきゅうけいかんねんえき)」は、月経周期にともなって量や性質が変化します。おりものの役割は2つあり、一つ目は細菌が体内に侵入したり、腟内で繁殖したりするのを防ぐというもの(腟分泌液)。二つ目は、精子が卵管まで到達しやすくして受精のサポートをするというものです(子宮頸管粘液)。
 おりものは、月経周期のなかでさまざまに変化をします。生理が終わったあとの低温期(卵胞期)は、おりものの量はかなり少なく、粘り気のほとんどないさらさらとした白い状態です。排卵日が近づくと、おりものの量はどんどん増えていき、透き通って(透明で)粘り気のあるものに変わります。
•粘り気が強く、親指と人差し指にはさんで伸ばすと、10cm近く伸びることも。
•おりものの色が、白色から透明になる。
•下着についても固まりにくく、透明で粘り気があるまま。
こうした変化があれば排卵日が近いことを表しています。排卵日が終わると、おりものは次第に減っていき、白っぽくどろっとしたものに変化します。

カラダの変化その2:胸が張る、ブラジャーがきつく感じる人も

 生理が終わった直後は、胸の張りはなく触ると痛いという感覚はありません。しかし排卵日が近づくに従い、胸が張ってきて人によってはブラジャーがきつく感じることがあるかもしれません。
 これは、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンが排卵日の数日前から増えていき、プロゲステロンの作用により乳腺が発達するから。「胸が張ってきたから、そろそろ排卵日が近いのかな」とわかる女性は多いようです。この胸の張りは、次の生理が始まるまで続くことが多くなっています。

カラダの変化その3:お腹が痛くなる、張ったような感じがする人も

 排卵日が近づくと、卵胞(卵子が入っている袋)が大きくなるので、お腹が痛くなったり、張ったりするように感じる人も。卵胞は、排卵直前には2センチ大にもなるためです。
 また排卵後には、卵巣に「黄体」という卵子が飛び出してしまった後に卵胞が変化したものが残るため、卵巣全体がすこし腫れたような状態になります。この腫れた状態により、人によってはお腹の張りや痛みを感じることがあるようです。

最後の重要なポイント!排卵日予測検査薬で、排卵日の約1日前を知る

 上記のようなカラダの変化を捉えるのと併せて、排卵日予測検査薬を使うことで、排卵日の約1日前を把握することができます。
 排卵日予測検査薬のしくみを少しご紹介します。女性ホルモンの一種であるLH(黄体形成ホルモン)は、普段から、少量分泌されています。生理周期の中頃になるとこのLHの分泌量が急激に増加します。このLHの大量分泌を“LHサージ”と呼び、LHサージ開始からおよそ40時間ぐらいに排卵が起こるといわれています。排卵日予測検査薬は尿中のLHを検出し、LHサージをとらえます。
 検査のタイミングは次の生理開始予定日の17日前から。陽性になるまで毎日ほぼ同じ時間帯に検査します。
 排卵日予測検査薬を使うことで、排卵日の約1日前がわかるから、最も妊娠しやすいといわれる排卵日の前か直後に、夫婦生活のタイミングをとりやすいですね!

監修:国立成育医療研究センター
副周産期・母性診療センター長 齊藤英和先生

2017/01/26更新

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