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[年代別]医療機関を受診する目安

働く女性が増え、晩婚化が進む今、初産年齢の平均が30歳を越えています。赤ちゃんがほしいと思っても、なかなか妊娠しないと悩んでいる人は多いかもしれません。正しい知識を身につけることで、“あのとき○○しておけばよかった・・・”と後悔しないよう人生プランを考える時に役立てていけるといいですね。どのくらいの期間、タイミングをとっても妊娠しなかったら専門の医療機関を受診した方がいいのか。国立成育医療研究センターの齊藤英和先生に詳しく伺いました。

なかなか妊娠しない…と不安な気持ちになったら迷わずに医療機関で相談を!

35歳までは6カ月、30代後半なら3~6カ月が目安

 いちばん妊娠しやすい排卵日前後にタイミングをとってみて、どれくらい妊娠しなければ医療機関で相談してみたほうがいいかは女性の年代によって異なります。
 20代~35歳までなら6カ月、30代後半なら3~6カ月、40代なら3カ月ほど試して妊娠しなければ、一度ひととおりのスクリーニング検査を受けてみることをおすすめします。
 この数字の根拠となっているのは、男女ともとくに問題がないカップルが、妊娠しやすい排卵日前後に性交渉を持つとどのくらいの確率で妊娠にいたるか、というデータに基づきます。女性が19~26歳だと2回に1回、27~34歳は2.5回に1回、35~39歳は3回に1回、妊娠する可能性があるとされています。


男性の年齢も、妊娠のしやすさに大きく影響する

 不妊は女性の側に問題があるのでは?と考えられがちですが、原因は男女半々です。精子所見(濃度や数、運動率などの状態)に異常が見られなくても、男性も加齢により精子の染色体異常が増えます。
 また、妊娠までにかかる期間も長くなり、特に40代以降になると流産のリスクも上昇することが分かっています。医療機関を受診する際は夫婦そろって検査を受けてみることをおすすめします。



早めの治療で時間的にも余裕が生まれます

 毎月ちゃんと生理があれば妊娠できると思っている人は多いかもしれませんが、年齢を重ねるに従い、妊娠に適した正常な卵子の数はどんどん減っていきます。
さらに、忙しい夫婦だとなかなかタイミングを合わせることも難しいかもしれません。毎月1度のチャンスを活かすためにも、まずは「排卵日」を把握することが重要です。排卵日を事前に把握できる排卵日予測検査薬などを活用して、タイミングをとりましょう。
 ただし、長期間これだけに頼るのではなく、妊娠しない期間が前述の期間を超えれば、少しでも早く医療機関で相談してみてください。疾患などのトラブルが見つかった場合でも、時間的な余裕があれば、さまざまな選択肢から考えることができます。
 気になることがあれば、まずは基本的な検査を受けてみることをおすすめします。


監修:国立成育医療研究センター
副周産期・母性診療センター長 齊藤英和先生

2017/02/09更新

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