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妊娠体質をつくる5つの最新メソッド part3 体重管理編

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健やかな赤ちゃんを産んで育てるためには、自分自身の体重が大きく影響するのをご存じですか?妊娠や出産にリスクを及ぼす体重管理のことを学びましょう。


関連→妊娠体質をつくる5つの最新メソッド part1 食生活編

太りすぎもやせすぎも危険!適正な体重が妊娠・出産に大切な理由を教えます

リスクのない妊活中こそ体重管理を行うチャンス

見た目を気にするあまり、過激な減量をすると月経が止まり、排卵することができない体に! 昨今多いやせすぎの女性に警鐘を鳴らすことはよくありますが、実は太りすぎこそ危険だと田口先生は力説します。
「身長と体重で算出する値をBMIといい、成人の体格指数として国際的標準指標になっています。海外ではBMI 30以上になると排卵障害が多いことがわかっていますが、日本人はBMI 25以上で排卵障害が多く確認されています。太りすぎると、妊娠しても妊娠糖尿病などの症状が出やすく、また出産時もリスクが伴いますので、妊活中に減量することをおすすめしています」。さらに、やせすぎも太りすぎも、生まれてくる赤ちゃんにリスクが高まることも報告されています。妊活中の今だからこそできる、体重管理で健やかな赤ちゃんを。

BMI 25以上の人は体重を5%落とすだけで妊娠力がアップする

「一般的なBMIの平均値は22。日本ではBMI 25以上の人から妊娠率が低下しているので注意が必要です」と田口先生。さらに太りすぎは内臓脂肪が増加するだけでなく、細胞そのものが肥大化。増殖する悪玉菌によって排卵しにくいだけでなく、妊娠しても出産リスクが高まるそう。
「体重を5%減らすだけで、排卵障害が治ることもあるので、健康的なダイエットを心がけてください」


関連→妊娠体質をつくる5つの最新メソッド part2 基礎体温編

毎日の体重と食べたものを書いて記録することで、適正な体重に近づく

太りすぎの原因は、過剰な食物摂取と運動不足、そして間食や体を動かすのが面倒といった生活習慣の3つだそうです。「減量するために効果的なのは、毎朝体重を量ることはもちろん、毎回食べたものを記録すること。さらに運動や便通の有無などを一緒に記入する習慣をつけて、自分の現状をビジュアル化することです」と田口先生。その記録が必ずダイエットの励みになります。

体重のコントロールとともに筋量を増やす運動で元気な赤ちゃんを産んで育てる

「妊娠を望むなら、どんな体重の人でも筋量をアップして代謝を促すことが大切」と田口先生。その理由は、妊娠・出産だけでなく、子どもを健康に育てる体力を養い、老後も元気に過ごすため。「出産はゴールではなく始まり。筋量の低下は冷えやむくみを招くほか、さまざまな病気を引き起こす原因になるので、腹筋やスクワットなど、少しきついかな?と思うくらいの運動を心がけて」

1日の摂取カロリーと一般的な食品のカロリーを知っておくことが重要

成人女性が摂取する1日のカロリーの目安は1800~2000kcal。「妊娠を望むなら肉も魚も野菜もバランスよく食べること。ダイエットのために野菜だけといった偏った食事は、必ずリバウンドが起こるので絶対にNGです」と田口先生。よく食べるもののカロリー量を覚えておくなど、1日に食べる量と栄養バランスを考えてベスト体重を維持しましょう。

●食品カロリーの目安参考例

トースト 1枚310kcal、ラーメン450kcal、ポークカレー560kcal、オムライス780kcal、鶏肉の唐揚げ 4個320kcal、ワイン(200ml 赤白)140kcal、ビール(400ml)160kcal、日本酒(1合)200kcal

●毎日の記入例


こちらもおすすめ→たまひよの妊活~ふたりで考えよう、赤ちゃんのこと。

【監修】医療法人オーク会 田口 早桐先生
1965年生まれ。川崎医科大学卒業後、兵庫医科大学大学院にて、抗精子抗体による不妊について研究。現在は大阪と東京に展開するクリニックで不妊治療を専門に妊活のためのダイエットにも取り組んでいる
詳しくは http://www.oakclinic-group.com/

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