私たちの妊活振り返ります 安田美沙子さん Part2
後悔しないように自分にできることは全部やってみる!
私は妊娠がわかったとき、妊活を頑張ることに慣れすぎていて、どう喜んでいいのかわからなかったんです。「ダメでもまぁいいか」くらいの気持ちだったから、信じられなくて頭の中が真っ白になりました。私が無反応すぎて、医師も驚いていたくらいです(笑)。でも、自分がやってきたことの何か一つでも妊娠につながったのであれば、やってよかった。今、妊活を振り返ると後悔はありません。
でも、妊活って夫婦2人のこと。女性1人だけじゃ頑張れません。最初は私1人で病院に行っていたのですが、朝イチで病院に行って、何時間も待って……それを何回も繰り返すことがさすがにしんどくなって、夫に「行きか帰りか、どっちか一緒に行って」とお願いしました。その結果、寝起きすぐでも送ってくれたり、たまに病院に一緒に付き添ってくれたりするようになって。一緒にいてくれるだけで心強く、気持ちがぐんとラクになりました。
夫だけでなく、周囲に甘えてもいいと思います。まわりに相談する人がいないと、心が苦しくなっちゃうから。私もそうでしたが、妊活していることを打ち明けてみると、「私も」という人が意外と多かったりするんですよ。中には「すぐできた」なんて人もいるけれど、「頑張ってる」という妊活仲間がすごくいっぱいいる。そういう声を聞くと「自分だけじゃなかったんだ」と思えるし、「一緒に頑張ろう」と前向きになれます。夫や周囲の人たちに頼って、ツラいときは強がらずに弱音を吐いて。それが妊活を乗りきるコツだと思います。