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カップルで受ける「不妊検査」 part1

「不妊症かも?」と感じたら、まずカップルで受けたいのが不妊検査。どんな検査なのか、内容と流れを知っておきましょう。

女性は月経周期に合わせて検査を行う

不妊治療は不妊の原因を調べる検査から始まりますが、何科を受診したらいいですか?
「病院の不妊外来で検査します。男性は泌尿器科でも受けられますが、不妊外来のほうがより専門的です」

検査の内容やタイミングは?
「女性は月経周期の体が変化するタイミングで来院し、それぞれの時期に合わせた検査をします。そのため、基本的な検査が完了するのは、最短でも約1カ月後。原因がわからなかったり、より詳しく調べたいことがあったりした場合は、精密検査に進みます」

では、男性の検査はどのように進むのでしょうか?
「男性の基本的な検査は精液検査のみ。たった1日で完了します。ただ、精液の状態は体調にも左右されるため、結果によっては複数回行うことも。精液検査で原因不明だったり、詳しく調べる場合は、精密検査に進みます」

男性は検査に抵抗を感じる方も多いようですが、どうしたらいいですか?
「検査用の精液は、原則として病院内の個室でマスターベーションを行って採取するため、抵抗があるかもしれません。ですが、プライバシーが守られる空間が確保されており、病院から近い場合は自宅で採取することも可能です。気になることがある場合は、医師に相談してください」

男性が受ける検査

男性の検査は、病院の不妊外来または泌尿器科で受けることができます。女性に比べて種類が少なく、精液検査だけで終わることがほとんどです。検査日程は1 日で終わることが多いですが、精液の状態は体調に左右されるため、場合によっては2~3回行うこともあります。

<基本的な検査>

精液検査
病院や自宅で採取した精液を調べる
精液で精子の数や運動率などを調べます。3~5日間禁欲したあと、病院の採精室や自宅でマスターベーションを行い、採取した精液を2時間以内に病院に提出して調べます。

どうしても抵抗がある場合フーナーテストで代用できる
精液検査が精神的につらい、うまくいかないという場合は、無理に行わずに、女性のフーナーテストで代用することも可能です。

<精密検査>

血液・ホルモン検査
採血をして、ホルモンの状態をチェック
採血をして、血液からホルモンの分泌状態を調べ、精子をつくる能力をチェックします。同時に糖尿病や肝臓病など、不妊に影響を与える内科的疾患の有無も確認します。

超音波検査
超音波を発する器具で精巣を診察
精巣を調べ、精子をつくる能力や病気の有無をチェックします。検査はプローブと呼ばれる超音波を発する器具にゼリーをつけ、陰嚢に当てて行います。痛みはありません。


【監修】
齊藤英和先生
国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター不妊診療科医長。不妊治療の最前線で活躍する傍ら、高年出産に伴うリスクの啓発にも尽力。著書に『妊活バイブル』(講談社)。

『妊活たまごクラブ』より抜粋 2018/02/14更新

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