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なぜ妊娠には男女の体が必要?それぞれの役割を知っておいて

女性の体のしくみ

子宮は赤ちゃんが育つためのベッド!

女性の子宮は、毎月赤ちゃんを迎える準備をしています
受精卵が着床し、胎児まで成長する場所が子宮です。毎月子宮は赤ちゃんのために、内側の壁を厚くして着床に備えて赤ちゃんのベッドを作ります。
そして受精が行われると、受精卵が子宮へと移動してきます。細胞分裂を繰り返しながら、無事子宮に着床すれば妊娠が成立します。
着床が行われないと、内膜は剥がれ、月経として血液と一緒に体外に出ていきます。このように子宮では毎月、赤ちゃんのためのベッド作りが行われます。

排卵

女性の体の下腹部の真ん中あたりに、鶏の卵大ぐらいの子宮があり、その両側に卵管が伸びて、その先端に卵管采があります。子宮と卵巣は、これらを固定する靭帯や胎児に栄養などを届ける血管と一緒に、骨盤内に収まっています。

排卵

膀胱(ぼうこう)と腸の間が子宮の定位置で、やや前傾しています。受精卵が着床し、妊娠の経過が進むと、赤ちゃんとともに子宮もどんどん大きくなります。そのため、膀胱、腸、胃が子宮で圧迫されてきます。

女性の体の一生

女性が妊娠・出産できる期間は限られている

生理=妊娠ではありません
女性の体は、10~12才で初潮を迎えますが、最初は周期も不安定で、毎回排卵があるわけではありません。
20代は、女性の生涯でいちばん妊娠しやすい年代。30代になると、婦人科系のトラブルも増え、出産に至る確率が少しずつ下がってきます。40代に入ると出産に結びつく卵子は少なくなり、妊娠できる可能性はかなり少なくなります。50才前後で閉経を迎えます。

女性ホルモンが作用
女性の妊娠・出産に大きくかかわっているのが、女性ホルモンです。排卵を促すホルモンや子宮内膜を厚くするホルモンが、さまざまな指令を出して、妊娠・出産に備えています。
一般的には、女性の体が妊娠できるのは、10代半ばから40代半ばまでの約30年間。最近では高年出産が増えていますが、35才を過ぎれば、確実に妊娠の確率が低くなってきます。
閉経後は、どんなに子どもが欲しいと思っても、排卵がないので妊娠することはできません。

男性の体のしくみ

男性の体では、毎日精子がつくられる

男性の体も女性と同様デリケートなしくみに
男性は思春期を迎えると、男性ホルモンの働きで、毎日、精巣で精子がつくられるようになります。性的興奮が起きて射精が行われると、1~3億個ほどの精子が体外に出されます。射精されなかった精子は、体内で吸収されて消えてしまいます。
男性の性器も、女性の生理と同じようにデリケートです。日常生活のストレスで勃起障害になることもあります。
無精子症など男性が原因となる不妊も、全体の約半数を占めています。

排卵

精子は2つの精巣(睾丸)で、毎日1億個ほどつくられています。性的に興奮すると、陰茎(ペニス)が勃起し、射精の準備をします。精子は精嚢や前立腺から出される液体と混ざり精液となって、尿道を通って射精されます。

【監修】産婦人科医 竹内正人先生
日本医科大学大学院修了。米国ロマリンダ大学留学を経て葛飾赤十字産院などに勤務。よりやさしい「生まれる・生きる」をサポートするため、国や地域、医療の枠を超えて活動中。著書・監修書も多数。

『妊活たまごクラブ』より抜粋 2018/06/27更新

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